blog 社長のブログ

日本の雇用について考える

大手企業において、中高年を対象とした早期退職の動きが加速しつつある。

併せて、経団連の中西会長やトヨタ自動車の豊田社長の終身雇用制度への言及を踏まえても、日本企業の雇用負担が極めて重い現状を容易に想像出来る。

しかしながら、マスコミ報道では新卒求人は空前の売り手市場との話である。当社においても2年連続で高卒生採用のチャンスに恵まれることが叶いませんでした。現場の担い手が不足しているという話は様々な業種からも聞こえてきます。

大手企業は間接部門(総務・経理・人事)を中心に過剰な人員を抱えて苦しんでおり、中小零細企業では現場を中心に人手不足に苦労している・・・簡単に言うと、これが日本の雇用の現状だと感じます。

現在進行形の働き方改革が進み、企業の作業効率が改善されれば、日本全体の雇用体制自体が大きな変化を迎えることは明白であると考える。今後、企業が社員を選定する時代が来るのか?社員が働き方を選択する時代が来るのか?・・・この答えを知るにはもう少し先になると思いますが、私は社員個々が輝き、社員個々が自己責任を負う時代が訪れると感じています。

当社の本年の社員育成テーマは「自主性を磨く」である。

私は、今後の日本には旧来の終身雇用制度をベースとした新しい雇用の形が生み出されると考えています。その為には、企業の成長と合わせて社員個々の人間形成が必要不可欠だろう。先ずは社員個々に「仕事のやり甲斐」「人生の生き甲斐」・・・こんな基本的なことから考えてさせる必要があると考えてカリキュラムの作成を進めています。

成果のご報告をご期待ください。

平成という時代

私は、高校3年生の1月に昭和が終わり、平成元年に高校を卒業しました。

そんな節目の年であったこともあり、平成という時代は私の人生にとって非常に内容の濃い、様々なターニングポイントに巡り会えた時代だったと言えるでしょう。

 

強く記憶に残るのは【9・11同日多発テロ】と【3・11東日本大震災】です。

【9・11同日多発テロ】ではグローバル化していく世界状況を強く感じ、日本の中の小さな価値観だけでは紐解くことの出来ない複雑な時代の訪れを感じていました。

又、【3・11東日本大震災】では企業人として日本人として、社会の中における本当の役割と何か?・・・を考えさせられる切掛けとなりました。

 

私が17歳~48歳を過ごした平成は、無知で馬鹿げた青年を、何とか体裁を保てる程度の中年経営者へと育ててくれました。その背景には、平成が厳しい経済環境の時代だったと言えるのでないでしょうか。

31年間の記憶をたどるにつれて、この時代は強い信念と自主性を持った者だけが生き残れるサバイバルのような時代だったと感じています。事実、間違えた目的感覚や金銭感覚を主軸の置いたために、夢半ばでドロップアウトしていった沢山の経営者をみてきました。

 

決して悲観的な部だけでなく、平成に生まれ令和に大きく成長するであろうビジネスモデルやチャンスも数多く存在していることも事実です。

私はこれから訪れる令和を【価値観の時代】だと位置付けています。

安さや曖昧とは真逆の価値観が必要だと感じています。

その為には、社会に渦巻く多様な価値観を整理整頓して、形あるものとして提案することが企業の存在価値になるのだと考えております。

 

令和という時代を、わが社がどの様なスタンスで捉えて、活躍出来る企業になれるのか・・・。

私たちは「楽しみ」という普遍に素敵な価値観を大切にしていきたいと考えております。

去りゆく時代に感謝と敬意を払い、新しい時代の訪れに期待をしています。