blog 社長のブログ

朝乃山の休場に思うこと

大関朝乃山が倫理違反による休場となりました。

鶴竜が引退となり、唯一の横綱白鵬も欠場の中、若い四人の大関による本気のぶつかり合いこそ、相撲ファンである私の本場所の楽しみであったので残念でしかたない。

 

ここ数年の不祥事や不幸を乗り越えて、相撲協会が一丸となって場所開催を続ける中において、今回の朝乃山の行動は非難と厳罰を受けて当然と考える。まして大関という地位においての行動だっただけにその衝撃もありました。

さて、ネットニュースなどでは大関の責任や品格という言葉も見受けられたので、今回は「責任」や「品格」についてフューチャーして考えてみたいと思います。

 

そもそも朝乃山が大関の地位にあることは「相撲の強さ」を評価された結果であり、人間性の評価に基づくものでは無いと考えます。大関として、更に精進を重ねて横綱を目指す準備期間であり、格下力士からの一目置かれることでの模範を示すことが求められていました。それなのにこれほど強い世論が起きる背景には「相撲は国技」「公益法人日本相撲協会」という団体の社会的使命があるのだと考えます。仮にプロ野球やJリーグの選手が同じことをしたら、ここまで大きな騒ぎや処分が下されたでしょう?実際に同様の行動がネットニュースを騒がしても、ここまで強い世論はおきていません。

世論はその個人の社会的地位や属する組織を含めて責任や品格の判断基準を変えることがわかります。

 

朝乃山においては本場所閉会後に厳しい処罰がくだされると思いますが、今一度心も体も成長して、今回のことを忘れさせるような偉大な横綱になって欲しいと切に願います。

ポスト資本主義

戦後の日本は経済的・物質的な繁栄を最大の目標として幸福の価値観が作り上げられてきたように思えます。その前提には戦争による貧困があり、ポスト軍国主義として生まれたものが資本主義だったのかもしれません。

第2次世界大戦から75年が過ぎて、いよいよ本格的なポスト資本主義へのシフトチェンジが始まったように感じています。

ビジネスにおける価値はネームバリューやデザインだけではなく、その企業が目指す社会的な貢献へ移行しています。人の価値も資産や地位よりも、生き方や在り方が評価されるように変化しています。

 

3000兆円に達するESG投資なるものがあるそうです。

これは【環境・社会・ガバナンス】に対して貢献する企業へ向けて投資を行う資金で、このような社会的課題にコミットできていない企業は、今後生き残ることができないとも言われているほどです。

最近ではSDGsという価値観を唱える動きも出てきたことは皆さんもご存じでしょう。

このようなことからもポスト資本主義の大きな方向性が見えてくると思います。

 

「これって全て大手企業の話でしょ・・・」と考えてはいけません。

ポスト資本主義に向けて、私は全ての企業に課せられた義務があると考えています。

私たちは家づくりのプロとして、企業の在り方や存在価値を大局的に考え、商品開発やサービスを通じて社会への発信が求められています。

働き方においてもお金では換算できない価値が必要になってきます。

企業は常に柔軟な進化を求められるものだと、改めて感じる日々です。