先般みなかみ町の移住・定住施策について、宅建協会沼田支部の情報交換会にて
みなかみ町の職員より相談がありました。
みなかみ町もご多分に漏れず人口減少に悩んでいる自治体の一つであますが、
新幹線の駅があったり、高速でのアクセスの良さを活かし、ここ数年各種施策を
実施し移住者の実績が
2019年度:4組9名
2020年度:18組50名
2021年度:30組64名
と確実に伸びてきておることで、賃貸住宅が圧倒的に足りなくなっている現状ということです。
そこで町が主体となってあらたな移住者向けの賃貸住宅の整備についてヒアリングと情報交換を
行い、企画実現に向けて今後も協力体制で行くこととなりました。
まず驚いたことは、移住者の数字です。リモートワーク主体の方、みなかみ近郊の職場に移住とともに
就職された方と様々ですが、みなかみという町が魅力的な町であることは間違いないようで、町の職員
も自信をもって話していました。それに合わせて施策も幅広く、リモートワーク向けの施設の整備や新幹線
通勤者に向けた通勤手当の支給、家賃補助などこの周辺の自治体では2歩くらい先に行っている印象です。
宅建協会メンバーとしてしては、今後の賃貸住宅の整備に向けた町との連携をはかり、法的な部分や賃貸契約
の条件整備、魅力的な賃貸住宅の企画などを進めて行くことになりそうです。
是非みなかみ町の移住者向けホームページもご覧ください。
https://www.town.minakami.gunma.jp/emigration/index.html
将来的には沼田市、利根郡全体での移住・定住政策の連携と統一化などを図り、この地域が日本の移住地のブランドになり、ここに住む若者にとっても誇れるまちになれば、人口減少に歯止めがかかる、そんなことを期待をせずにはいられません。