あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年が皆さまにとって幸多い年になることを心より願っております。
2021年は波乱のスタートとなりました。
年明けのモタモタ感に政府からの行動自粛要請が重ねり、日本経済の見通しは益々混沌としてきました。この状況は自己努力では解決できませんが、自己努力しか方法が無いことも事実です。我が社においても社員一同で最大限のケアをしながら現実に向き合っていきます。
さて今回は「引き際」について考えてみたいと思います。
トランプ大統領が遂に敗北宣言を行ったようです。ここまでのゴタゴタは皆さまもご存じの通りですが、日本の政治家の中にも「引き際」を間違えている方が沢山いるように感じます。私は高齢が悪いとは言っていません。本来の仕事である国益や国民に寄り添った行動から遠ざかり、自己保身の行動や発言をされるようになるのなら、後進を正しい人へ譲り引退された方が多くの方にとって徳だと考えています。
「引き際」を間違えて、今までの功績を水の泡にしている方も沢山いるようです。
昨年の10月から「自社の今後」と「後進の育成」を踏まえて中期計画書の作成を進めています。この視点に至った経緯には、今の政治家や企業家の中に「引き際」の美学を感じさせる方が少なくなったことが一番の要因です。第一幕のラストシーンに意味を持たせなければ、第二幕に良いスタートはできません。
こんな時代だからこそ現実的な未来を見据えた目線で政治も経済も進めていかないと、世界の中の日本は圧倒的な後進国になってしまいそうです。私もしっかりと自分を見つめ直して、我が社を明るい未来へ導けるよう、気を引き締めて準備を進めていきます。