「社長・・・社員にとって第3の居場所は必要だよ・・・」
数か月前に当社の労務士より言われた言葉です。
若手社員に「趣味は?」と尋ねると、彼は回答できないまま
沈黙しました。その時はたわいもない事と特段気にもしていませんでしたが、色々な勉強会や意見を聞く中で・・・
「これって本当に大丈夫?」という想いに変化してきたのです。
家庭と職場の往復が当たり前の生活の中で、コミュニティーとの接点が薄れていく年齢を重ねて自我の形成が出来上がる中で、人との交わりが面倒になっていく。多様化・・個の尊重・・
情報過多・・社会の尺度は個を中心に偏っていく。
そんな時こそ、会社がバックアップするアイデアが必要です。
この大きな課題を克服する為に、当社の取り組みを真剣に考えました。趣味を押し付ける気はないが、時間の創出と打ち込める環境を整備することは出来そうです。
具体的には「有給休暇」と「資格取得」を制度化し、個々が有効に活用することで、社会における【個の役割】と【幸せの創造】を目指そうと思います。
社風が個々に影響を与え、その効果が社会へ還元されていく。
今後、このような部分にフォーカス出来ない企業は市場から退場していくのでしょう。我が社の想いや取り組みが、社会に対して
どの程度の影響を与えることが出来るのか・・・?
楽しみでもあり、責任重大でもあり・・・経営者として腕の見せ所です。