いよいよ6月19日にプロ野球が開幕します。ファンにとっては待ち遠しい日々でした。
無観客によるスタートを考えると完全開幕といきませんが、エンターテインメントの復活は社会の日常を取り戻していることがリアルに実感でき、多くの方が勇気つけられると感じています。
私は小学生から大洋ホエールズのファンではありますが、チームを問わず80年代~90年代の個性的なプレーヤー達が大好きで、その頃のプロ野球自体が大好きだったのだと思います。自粛期間中は往年の名選手の動画を見ながらウイスキーをチビチビとやっていたほどです。
昨今のプロ野球は組織的な理論に基づいた戦略を進めることが求められ、トータルバランスの良い選手が重宝される傾向にあります。
社会や企業も同様に平均点をとる人間が重宝されているのかもしれません。IT化による効率的な作業においては、個性的な行動は不要と考えられます。
経営者からみても平均点を取ってくれる社員には安心を感じます。大きな失敗はしないし、計画的に結果も出してくれます・・・、でも何か物足りないのです。
独創的なアイデアを出す、想像をこえる行動力を持っている、何手も先を読み仕掛けを造れる、「私に任せてください」と言える・・・、こんな人間が本当に少なくなってきました。
今後のグローバルな社会においては、海外のアグレッシブな若者たちに日本の若者が負けてしまうかもしれません。そんな時に私達ベテランは何ができるのか・・・。半面、海外からの若者たちにも大きな期待をしています。
新しい社会の在り方は既に訪れているのだと感じています。