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ダイバーシティ経営

子供の影響で「僕らのヒーローアカデミア」という漫画を読んでいる。

それぞれに異なる個性を持つ少年少女が切磋琢磨しながら成長していく・・・、いかにも少年ジャンプらしいストーリーである。

 

漫画を読み進めながら、自分自身の経験や成長を振り返り、人間の成長とは人との出会いや関わり方が大きな起因になっているのだな・・・と改めて感じることが出来た。

 

十人十色・・・我が社も、パートさんや研修生を含めると30人近くになり、30色の個性が存在する会社となった。現在では平成生まれの社員が10人を超え、数年後には一大勢力となる勢いである。

 

数年前から【ダイバーシティ経営】という言葉を聞く機会が増えてきた。日本語で訳すなら・・・「社員の多様性を尊重する経営」となる。

個々のライフスタイルや生活環境、家族の構成や状況、地域性や国民性・・・、個性だけでなくその個人の人生やバックボーンを尊重する必要があるのだと考える。

 

しかしながら、企業が一人一人の人生にコミットするなんて・・・現実的にはとてもとても出来ることではありません。企業が出来ることは毎日をエンジョイするための「やり甲斐」と「機会(チャンス)」を与えられることだけです。その為の仕組みとルールを造り、その為の環境を整備して、その為の報酬制度を整える・・・、護送船団方式の古い経営から脱却することが求められます。

 

2020年は社員一人一人と向き合う時間を増やして、先ずは真摯に話を聞くことから始めていきます。決して聞き上手ではない私なので・・・、我が社のダイバーシティ経営は「社長の改革」からスタートです。